何年も前から子供に段ボールの銃を作ってほしいと頼まれている。YouTubeの動画を見て出来上がりの一歩手前まで迫った作品も作りはしたが、部品の精密さが足りずうまく発射できなかったし、素材が柔らかかったのもあって、すぐに壊れてしまった。
結果失敗したが、おかげで作り方や実演の動画をたくさん見た。見ていくうちに1つの疑問が湧いてきた。「どれも弾がすぐ落ちて射程がめっちゃ短い。射程を伸ばすことができないの?」と。
本物の銃はだいたい、弾の飛行安定性と射程を伸ばす目的でライフリングが施されている、ならば段ボールの銃も同様にしたら射程が伸びて、弾もまっすぐ飛ぶようになるんじゃないの?
ChatGPTよ、教えて!
もうこれで答えが出尽くしているが、まだ諦めきれないので、もがいてみた。
段ボールという素材の強度と耐久性の問題、輪ゴムやスプリングなどの発射メカニズムの問題、弾の重さの問題が重なって、長距離飛ばすのが無理だということがわかった。
なら段ボールをカッチカチに固めたら?瞬間接着剤でできる。
硬質化したらまあ、ほかにライフリング、発射メカニズム、弾の設計の面も改善したら射程と精度を向上させることができるだろうとのことだ。うーん、なかなか難しい。特に発射メカニズムは、動画では輪ゴムを使うの以外を見たことがない。それじゃエネルギー不足だよね。
最後に、最初のChatGPTの回答にもあるように、ライフリングは弾にスピンを与え飛行安定性を増し、精度を向上させるもので、直接的に射程を伸ばすものではない。ただ、弾がまっすぐ飛べた結果的に射程が伸びるので、ライフリングで射程が若干伸びると理解しても差し支えないかと思う。
ということで、段ボールの中にライフリングを施すことはやめとこうと思う。